ひとよし森のホールブログ

１月２１日付けの熊日朝刊に児玉なつきさんの記事が掲載されました。
なつきさんんは小学２年生の時、脳腫瘍という残酷な病魔に襲われました。
この脳腫瘍は何百万に一人というとても残酷な病気です。
手術、放射線治療、化学療法など可能な限りの治療をしても治る確率はゼロ・・・

なつきさんは２年におよぶ入院と治療を乗り越え、小学校へ帰りました。
その後、幸いにもだんだん元気を取り戻し、中学、高校と進む中でつらいこともいっぱい経験し、歯をくいしばって自分の足で生きてきました。
今、大学生、図書館司書を目指し勉強しています。
なつきさんは奇跡的に生きています。
そして、優しい女性に成長しました

実は一昨年、森のホールで『本田紘輝・輝く命展』を開催いたしましたが、その紘輝君が同じ病気でした。
紘輝君は残念ながらこの世を去りましたが、私達に生きることの素晴らしさを教えてくれました。
『子供達が夢を実現できるお手伝いをする』ということが彼の夢でした。
病室で描き続けた絵は明るく、夢があり楽しいものでした。

紘輝君はご両親の愛情をいっぱい受けてこの世を去りました・・・
私はご両親から『祈り』という紘輝君の作品をいただきました。
天に両手を広げ世界中の幸せを祈っている絵です。

なつきさん、紘輝君の分まで生きてくださいね！！

成人、おめでとう！！